代表的なハーブ
<カモミール>
甘酸っぱい香りが特徴的なハーブの代表格。多くの品種がありますが
お茶に使用されるのはジャーマン草(一年草)とローマン草(多年草)。
消化促進作用に優れ、その他にも不眠症、冷え性にも
効果があります。
<セントジョーンズワート>
苦味のあるすっきりとした香りが特徴です。日本ではオトギリソウという
名前の方が有名かもしれません。古くはすり傷、切り傷を癒すための
民間薬として使用されました。
不安な気持ちを静めるなどの効能も高い。ただし飲んでいる薬によって
相互作用(薬の効果はなくしたり、大きくしたりすること)が働くことが
あるため飲用する場合は注意が必要です。
<ハイビスカス>
鮮やかな赤色をしていて、酸味の強い味が特徴です。
酸味の成分にはクエン酸が多く含まれており、疲労回復効果が高い。
二日酔いやむくみにも効果があります。
<ブルーマロー>
色の変化がとてもおもしろいハーブです。お湯を注ぐとブルーから
グレーに変化し、レモンを絞るとピンクになります。
のどや鼻の炎症を抑えたり、アレルギーに効果があります。
<ペパーミント>
すっきりとしたさわやかな味が特徴的です。
リフレッシュ効果が高いため、眠気対策に最適です。
そのためガムなどにも多く採用されています。
<リンデン>
上品でやわらかい香りとすっきりとしたあと味です。
消化を促す効果があるため食後のお茶として最適です。
発汗作用にも優れているため、風邪の時に飲むと症状をやわらげて
くれます。ちなみにリンデンとは菩提樹(ぼだいじゅ)のことですが、
ハーブで使われるのは日本のものとは違う品種です。
<レモンバーム>
レモンのようにさわやかで甘い香りがします。
発汗作用があるので、かぜのひき始めに飲むのが効果的です。
味はまろやかなので、他のハーブとミックスして飲むのに
適しています。
<ローズヒップ>
ドッグローズなどの花が咲いたあとの実です。
ほどよい酸味が特徴的です。ビタミン類を多く含み
夏バテや風邪予防に効果的です。
最近、大変人気のあるハーブです。
<ワイルドストロベリー>
小さな花と赤い実がかわいらしいハーブです。味は番茶に近く、
くせも少なく飲みやすいです。
カルシウムやリンを多く含み肝臓機能を高める効果を持っているため
お酒好きの人にはピッタリです。
上手に育てて実がなると、幸せになれると言う恋伝説のハーブです。
テレビ番組で「幸せを呼ぶ植物」と紹介されて、大人気となったのは
記憶に新しいところですね。
<ローズ>
非常に種類が豊富ですが、お茶に使用されるのはオールドローズという
原種に近い品種です。香りが高く華やかなピンク色は心身を癒してくれます。
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